
シロアリ防除全国トップの会社であるアサンテを見てみるわ。
たまたまチャートを流してたら見つけた会社なんだけど、調べてみたら面白かったので分析してみました。
-会社概要-
住宅向け白アリ防除で最大手。湿気対策、耐震施工も手掛ける。JAと提携。
– サービス –
シロアリ防除/湿気、害虫、地震、鳥獣対策/トコジラミ防除/高断熱材施工/リフォーム、新築/太陽光発電システム、オール電化
-チャート-

-HPおよび関連サイト–
会社HP(https://www.asante.co.jp/)/KABUTAN(https://kabutan.jp/stock/?code=6073)

簡単な情報を記載したわ。詳しくはみんな大好きかぶたんで見てみてね。今からは直近の動向や配当、値動きを見ていくね。
アサンテ【6073】 直近の動向 ~代表の交代がどうでるか~
令和2年2月に前代表取締役社長 宗政 誠氏が亡くなり6月1日付けで宮内 征氏が異動になっています。

チャートを見てみると発表があった2月21日(矢印)から一気に下落開始。異動によるものもあるでしょうがコロナの影響なのかは定かではありません。
しかしながら、このアサンテは毎年しっかり純利を伸ばしており配当金も少しずつ増配しております。さらに自己資本比率が81%と高比率なのもポイント高し。
新しい代表取締役社長に代わっても堅実な会社運営をしていきそう。
しかしながら、引っかかる点は他企業や日経平均に比べて反発してないことですね。3月末頃を最安値に今では年末の値に戻っている企業も多くありますが、アサンテに関してはなんとも言えない値動き。

営業も自粛となるとIT関連に比べると期待は少ないかもね。実際にアサンテが出している5月度月次売上高を見ると分かるわ。
4月 | 5月 | |
売上高 | 760 | 1345 |
前年同月比 | △494 | △328 |
対前年同月増減率 | △39.4% | △19.6% |

(注) 上記数値は未監査の速報値であり、次回更新時に修正する場合があります。

4月は18日から営業の自粛を行ったみたいね。こればかりは仕方ないよね。5月は16日から緊急事態宣言が解除されたところから順次営業をしているみたい。思ったよりは悪くないんじゃない?

あとは株式取得(小会社化)に関するお知らせも出てるわ。
株式会社ハートフルホームの株式取得(小会社化)
5月19日に開催された取締役会にて完全小会社化することが決まりました。北海道の会社ですが、道内でもトップクラスの外壁リフォーム実績と信用を持つ会社でアサンテとしても北海道の新規開拓を行うためにはぴったりの会社だったようですね。

アサンテは東北、関東から関西に及ぶ営業網を持っているからこれで北海道も順調にいけば東日本はアサンテのものね。

疑問なんだけど、シロアリって寒いところにもいるの?

昔は寒いところは苦手だったみたいだけど近年では北海道でも被害が増えてきているそうよ。詳細はこのHPを見てね。(生活110番参照)
後ほどもう少しリサーチした結果をお伝えしますが、北海道でもシロアリの需要はありそうですね。需要も無いのに小会社化するわけないか。
令和2年7月1日に株式譲渡(300株)を行う予定です。ハートフルホームも直近3年間の売上や資産は右肩上がり。アサンテにとっても悪くない投資になるのではないでしょうか?
アサンテ【6073】 長期目線の保有もありかも


なんともいえないレンジ相場ね。最近までは緩やかな右肩上がりだったけどまたレンジ幅の下まで落ちたわ。

ま、チャートなんてどうでもいいわ。今回わたしが気になったのはアサンテの配当と優待よ。
アサンテは増配しており、直近では年間1株60円となっています。また優待は三菱UFJニコスギフトカード 1,000円分が中間と期末で貰えます。さらに、某掲示板の話しなのであてにはしてないのですが株主総会の採決を送ると500円貰えるそうです。

結構いいじゃない。
今なら1,500円前後だから150,000円で年間のリターンが、配当金6,000円、優待券が2,000円の合計8,000円ね。
合計の利回りは5.4%前後になると思うわ。
東証一部の平均配当利回りは2.61%(2018年)。アサンテは配当金だけで利回りが4%あるので割りと高配当です。さらに商品券の優待券が2,000円なので年間5%前後の利回りになるのです。
もちろん今後のコロナによる影響や代表取締役社長の交代、株価によって変化していくものなので一概には言えませんが良い高配当株に該当するのでは?

今わかる情報はこれくらいね。次はシロアリと木造住宅に関するデータから今後を想像してみるわね。
シロアリ防除の将来性はいかに。

結局のところ将来性よね。持ち家を持つ人も減り被害数も少なくなりそうな気がするんだけど。大丈夫なの?
わたしの住んでいる地方でもここ数年で分譲マンションがたくさんできてるわ。しかもほぼ満室御礼。木造住宅は少なくなってるんじゃないかしら。

主人も他界したし今の家は広すぎて管理が大変。
一人暮らしようの賃貸に引っ越そうかしら。

なんて思っている高齢者の方も増えてそうね。持ち家って管理大変だし。
ま、ともかく調査されている数字から推測してみましょうか。
-住宅の着工状況について-
((独)住宅金融支援機構 調査部/平成30年3月より)


まずはこれを見てほしいんだけど、意外よね。
思ったよりも着工数は減ってないわ。
09年をピークに緩やかに伸びてるようね。
しかも着工全体の半数以上が木造住宅なの。
今のところは木造住宅が減っているということはなさそうね。
想像より木造住宅は減っていなかったです。これはいいですね。シロアリの餌となる木がメインとなる住宅は減ってません。次にシロアリの被害調査を見ていきます。
-2017 日本のシロアリ被害調査について-
(PR TIMESより)


和歌山県が1位なのね。一方で北海道は47位じゃない。
北海道での事業はうまくいくのかしら。
暖かくてじめじめしたところが好きというシロアリの習性から多雨地域において被害数が多くなるみたいです。なので温暖かつ湿度の高い九州地域の指数が必然的に高くなる傾向があるみたいですね。また、和歌山県がランクインしているのは紀伊半島南部だからです。
こう見ていくと東北、関東から関西エリアで営業をしているアサンテですが、このまま西日本にも営業範囲を広げていくとシロアリに関してはアサンテの独壇場になりそうですね。
ただ、これから営業を増やしていく北海道においてはシロアリの被害は少なくどれだけ利を伸ばせるのかがポイントですね。

西日本にも少しずつ営業範囲を広げていってるし、JAとも提携したことによって一気に販路は拡大できそうね。
このまま業界を独占できればいいわね。
上記の2点からまだまだシロアリ防除サービスの需要はありそうです。また、近年は日本も少しずつ温暖化が進み熱帯地域も増えてきているなんてうわさも聞いたことあります。
そうなってくるとますますシロアリの需要は高まりそうです。
これくらい材料があるのでわたしも長期目線で保有しちゃいます。

アサンテに関しては以上。
優待券のメリットも考えると100株のみ保有が一番利回りはよさそうね。ただ、配当金もいい利回りだから複数持ってもいいかも。
とりあえずわさびはポートフォリオに入れたわ。
さて、次の会社も分析していくわ。

あと、わたしの銘柄探しの方法を記事にしているからこっちもよかったら見てね。
株を始めたばかりという人や、チャートを見るのが好きな人には絶対おすすめの方法よ。
あと、一気にいろんな銘柄を見れるのも特徴ね。
下の記事から見ることができるわ。

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