
この記事では株や為替(FX)をまだ初めて間もない方向けにテクニカル分析の初心者から中級者へステップアップするための1冊をご紹介するわ。
その本は「先物市場のテクニカル分析」よ。
先物って書いてるけど、株でもFXでも通用する内容よ。

100冊以上の投資にまつわる本を読んできた中で特に初心者におすすめする1冊となっており、主にテクニカル分析について学ぶことができます。

わたしがテクニカル分析の本で一番身になった良書よ。
最初は書店で売ってある初心者でもわかる!テクニカル分析!みたいな本を読んでいたんだけど浅い説明しかされてないから結局ネットで調べなおすなんてことをしないとわからない本ばかりだったわ。

もし、なんとなくでテクニカル分析をしているのでしたらぜひ一読いただけると今までの分析がただの相場の感想だったとお気づき頂けると思いますぞ。

トレードをしていく上で生涯使えるトレード辞典にもなると思うわ。

この本意外にも脱初心者となる厳選された4冊をご紹介しておりますのでぜひ一読くださいませ。
あなたのトレードスキルをアップさせる本間違いなしですぞ。
【先物市場のテクニカル分析】著者と実績


著者はジョンJ.マーフィー氏と言って先物市場におけるテクニカル分析の分野で、20年以上にわたる経験をもつ凄腕トレーダよ。
今なお現役で先物のコンサルタントアドバイザ-業務として活躍しながらMarket Technicians Associationの役員も勤めてるわ。

テクニカル分析の赤本とも言われておりますぞ。
Amazonでの評価も驚異の★4.3と高評価となっておりレビューでもテクニカル分析の基礎を学べることができると皆が申しております。
株やFXにも通用するテクニカル分析の本はこれだけでもOK


海外の書物を訳しているトレード本にしてはとても読みやすいわ。変な訳も少ないしね。
そして平成30年で第36刷となっておりいかに皆に愛されてる本か納得ね。

この本は日本興業銀行国際資金部によって訳されているため、投資にまつわる難しい言い回しも正しい日本語で分かりやすく表現してくれておりますぞ。

内容も図と実際のチャートを使ってしっかりと説明してくれてるからイメージしやすいわ。


ただ内容は真面目にテクニカル分析について書いてるからじっくり読む時間がある人向けね。

手法ごとにテクニカル分析をまとめておりますので今日はこのテクニカル分析の章を読もう!という読み方でもできますぞ。

さっと気になったテクニカル分析の説明だけ読むなんて読み方もできるからその日気になった手法の章を読むのもOKよ!
今までのテクニカル分析がただの相場の感想だったと気づかされる


テクニカル分析について少しキツイ言い方をするわね。ネットや雰囲気、日本書籍の初心者用の本は分析じゃなくて相場の感想しか書いてないわ。

分析においてはテクニカル手法についてよく知っておく必要性がございます。
例えば今お使いのテクニカル手法(インジケーターやオシレーター)の成り立ちや計算式、どのような相場で機能しやすいかはきちんと説明できますでしょうか?

これが説明できないとなんとなく雰囲気でトレードしてるのと一緒よ。
医者が手術でこの道具使えばなんかうまくいった。なんてこと絶対しないわよね。きちんと道具を理解しどのタイミングで使うのか知ってるからこそ手術はうまくいくのよ。
手法を深く理解しなきゃ相場では勝っていけないわ。

とはいえ想像がつきにくいかと思いますのでここで皆さんご存知のストキャスティックスを例に本の中から一部引用させていただきますぞ。




こんな感じで説明してくれてるの。この内容を理解しているとどんな相場で通用するのかしないのかがわかるようになってくるわ。
そうするときちんとした説明つきで相場を話せるようになるの。それから初めて分析ができるようになるのよ。

最後の画像の18からの話は非常に肝となってくるのですが本の肝を載せるわけにはいけませんのでご理解くださいませ。

そのかわりに、この本で学べるテクニカル手法の一覧をお伝えするわ。


ボリュームがすごいから章ごとと簡単な内容だけよ。
基本的なインジケーターやオシレーター、ダブルトップやヘッドアンドショルダーなどについてはすべて理解できる内容ね。

さらに各手法を用いた際の分析の特徴と弱点なども説明されておりますぞ。

まさに、テクニカル分析の辞典よ。
わたしはこの本で相場の感想から分析を言えるようになった


この本を読んで今まで自分が分析と言っていたものがただの感想なんだと実感したわ。

雰囲気での分析もどきではなぜ利がとれたのか、損切れなかったのかがわかりませんからな。

それと多くの手法を学んでほしいのは、相場にもサイクルがあってこの手法が合うときはこっちの手法は弱いということがあるの。
あとは自分の手法がずっと通用すると考えてはいけないわ。
今日は通用したけど明日も通用するだろうか、このパターンの時にはこういう解釈を織り込んでみると勝率が上がるという検証も重要になってくるから、いろいろな手法を知っておくと便利よ。

あくまでも主たる手法を頻繁に変えろというわけではございませんぞ。

そうね。ただし、まだ主たる手法が無いって人はこの本に書いてあるテクニカル分析を1か月スパンで試していってみると良いわ。
合う合わないはあるだろうし、実際に試しながら検証してみると分析の練習にもなるわ。

この本であなたの分析力が上がることとトレード成績が上がること祈りまして終わらせていただきます。
もしこの記事を読んで自分の分析に自信がないという方はこの本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

コロナ相場で口座を開く人が増えたみたいでトレード本も結構売れて売り切れになってるものも多いから早めに確認しておいてね。

最後まで読んでくれてありがとう。相場で生きていくために重要なトレードの分析力をあげる本を紹介させて頂いたわ。
もし、今おこなっている分析についてあいまいな説明しかできないといずれ理解しがたい相場の時に大きな損失を招くことになるわ。
この本でどんな相場にも対応できる分析力を高めてみない?

また、資金管理やトレードの哲学についてご興味がある方はぜひ下記の記事より一読いただけると幸いですぞ。
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