エリオット波動理論の基本概念と基本波形がわかる記事です。
波形の詳細から応用と実践、検証についての記事は近日更新予定。
波動理論ってなんかかっこいい響きだよねー！
名前だけじゃなくて株にもFXにも通用する重要な理論の１つなのよ。
どのインジケーターや手法を用いた時でも相場の流れを読むには非常に適している理論ですのでぜひ最後までご一読頂けると幸いですぞ。
あと基礎がわかっても応用がわからないこともあるわよね。
まだ自信がない人は「セントラル短資FX」がおすすめよ。
エリオット波動理論の概要
エリオット波動理論は1930年代に米）ラルフ・ネルソン・エリオットが発見した株価変動の原理なんじゃ。
それを後継者たちが肉付けしFXやバイナリー取引にも応用されるようになったのです。
そのとおり。
エリオットが投資に生きた1927年～1930年代は歴史的なバブル「狂乱の20年代」とその後の大暴落、世界恐慌などが起きる激動の時代において莫大な検証の中から見出された理論なんじゃよ。
その理論で分析を行うと以下の問題を判断する能力が高まるわ。
それってどんな手法なのー？
まだチャートにいけないんだ。
”波”について理解する必要があるからね。
この問題が解けるかい？
答えは②の価格と時間でしょ！！
残念、はずれじゃ。
最初に答えを言ってたじゃない。株価変動の原理だから①の価格よ。
正解じゃ。よく読んでいたね。
エリオット波動理論において 「波の大きさ」は価格変動である①が正解なんだ。
なんとなくエリオット波動理論の概念は理解できたかしら？
エリオットは上下する価格を波に捉えてたのね。
じゃ次はチャートを見ながら見ていきましょ。
エリオット波動、動きの基本
ではまず基本形を説明しよう。
エリオット波動理論において価格の波動は「５波で推進し、３波で修正」と言われておる。
チャートで見るとこんな感じになるんだよ。
５つの波（①～⑤）で推進し、３つの波（A～B）で修正しているよね。
この中でもさらにアクション派とリアクション派というものに分かれるんだ。
１～５は上昇トレンド、A～Cが下落トレンドなんだけどトレンドに沿った波がアクション派ってことよ。
それに反発してる波がリアクション派ってことだね！
そのとおり。そしてこの波はフラクタル構造と言われ、永遠とこの形が小さな時間軸となっても出てくるといわれているんだ。
結晶などもフラクタル構造と言われておりますぞ。
こんな感じで大きな波の中にも小さな波があるの。
このようにして価格は推移していっておるということじゃな。
なんとなくわかったよ！
とにかく５つの波で推進して３つの波で修正があるんだね！
ま、今のところはそのくらい分かっていたら良いでしょう。
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推進波と修正波はさらに細かく分類できる！
急に横文字でわけわかんないよ！
この記事では名前さえ覚えれば満点じゃよ。
この内容を理解できる説明にするとこの記事じゃ長くなりすぎるからそれは次回の記事で説明するわね。
まずは推進波から紹介しようかの。
インパルス（推進波）
基本の条件はこの３つと言われているね。
とってもわかりやすい上昇していく推進波だね！
ちなみに「衝撃波」ということもあるみたいよ。
ダイアゴナル（推進波）
ダイアゴナルにはさらに３－３－３－３－３のパターンもあるんじゃ。
５－３－５－３－５が最初に伝えた基本の形だからね。
推進波はこの２つで次は修正波じゃ。
ジグザグ（修正波）
これは修正波のジグザグじゃぞ。
小さな波の動きは５－３－５となっておる。
フラット（修正波）
フラットは３－３－５で動くとされておる。
ジグザグに比べるとレンジみたいな相場になるんだね！
たまにC波が異様に長くなったり、B波やC波の幅が広くなる拡大型フラットと言われるパターンもあるわ。
トライアングル（修正波）
トライアングルはちょっとややこしいんじゃが、３－３－３－３－３からなる修正波と言われておる。
これと逆の価格が広がっていく拡大型もあるんじゃよ。
ふー、これで全部ね。
なんだかもう頭が痛いよー
まだまだ基本の基本じゃよ。
これからが重要なんじゃ。
まあ、いきなり全部覚えるのは難しいからこの記事では出てきたワードを覚えるだけでOKじゃよ。
次回はさらに１つ１つの波の形を詳しく説明していくからそれまでに復習しておいてね！
さらに詳しく学びたい方、すぐに予習しておきたい方は下記の本を読んで頂けるとこの記事以上に深く理解できますぞ。
他にも役に立つ記事を書いてるからぜひ見てね。
次回は推進波と修正波のそれぞれの形を詳しく説明していくわ。
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